プログラミングの備忘録

プログラムをつくる過程を残すもの

processingの備忘録 -Android-

こんにちは。
今回は、Androidアプリをprocessingでつくる方法について書きたいと思います。


私事ながら最近スマホXperiaのSO-02GからSO-41Bに買い換えました。SO-02Gは2014年のモデルで、SO-41Bは2020年のモデルなので、6年分の技術の進歩を一気に受け取った形になり、指紋認証でロック解除ができるとか、充電口がUSB-typeCで異物が入ったら勝手に接続を切ってくれる機能がついているとかいうものを体感できて楽しいですし、定価2万円で過去に10万円近かったもの以上のはたらきをしてくれるので進歩を感じました。
中でも大きかったのがAndroidバージョンが6から11になったことで、リリースして間もないアプリもできるようになったということです。そして気がついたのですが、GooglePlayにprocessingのスマホ版「APDE - Android Processing IDE」というものが出ているんです。これは入れないわけにはいきません。即ダウンロードしました。


はい、長い前置きでしたが、スマホでもprocessingができます。

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APDEのコード編集画面
processingの「モード」の中にはAndoridモードもありますが、これはUSBでスマホとつなげておいて、パソコン側でコードを書いて実行するとそのプログラムをスマホにアプリとしてインストールしてくれるというもので、スマホ側から「ここを変えたい」という要望を叶えられるものではありません。
ですが、先に述べたprocessingアプリであればスマホのみでも細かい変更が可能ですし、マウスの押す・離すの処理くらいであればスマホ版processingでもタップ操作で問題なく動作するので、以前につくった相転移・ブラウン運動惑星の運動(もしくはボーアモデル)のプログラムなんかはスマホに移せばそのままで動きます。
もちろん、ダブルタップやマルチタップなどのようなスマホ特有の操作を検知するための関数もあるので、それを使えばスマホに合わせたプログラムにもできます。
また、ライブラリの追加方法が不明なので、ライブラリを使うようなプログラムは従来のAndroidモードを用いた方法でアプリ化するのが良いかと思われます。
その他、壁紙やVRにする機能もついているようです。


とここまで書いてみました。
今回は短めですが、プログラムはつくらずにスマホ版processingの「APDE - Android Processing IDE」の紹介ということにします。
ぜひいつでもどこでもprocessingができるこのアプリを使ってみてください。
ではまた次回。