こんにちは。
2022年初の更新です。あけましておめでとうございます。(もう2月)
本年も「プログラミングの備忘録」をよろしくお願いします。
さて、今回から「R」に触れてみます。
Rは自分が初めて触れたプログラミング言語でした。それまでは漠然とプログラミングは難しくて高性能な機械や脳が必要なものだと思っていたのですが、いざやってみると想像していたより簡単で、「xはこういう値、yはこういう値…」と世界をつくっていく感覚や、グラフなどを出力して実行結果を可視化することでただの文字列から絵をつくりだせるということがとても楽しく感じました。
(そんなときにprocessingを見つけて、今に至るという感じです。)
それではさっそく「Hello, world!」からやっていきましょう。
print("Hello, world!")
他の言語ともだいたい同じですね。
「"Hello, world!"」のみでも表示はできます。
cat("Hello, world!")
と書けば、「""」無しで表示されます。
Rでは「型」をいう必要は無く、その文字に対して「<-」(「=」でも可)を使って代入する形で定義します。
(何故かわかりませんが「<-」を使うことが多いです。)
text <- "Hello, world!"
関数をつくってみます。
Rは大学の講義で触れ始めたのですが、そのときに遊びでつくったものがあったのでそれを例にしてみます。
hituji <- function(n){ #関数の定義 for(i in 1 : n) #iが1~nの間 cat("羊が", i, "匹\n") #羊を数える }
これを実行した後、Consoleに「hituji(10)」などと打ち込めば、羊を1~10まで爆速で数えてくれます。
中身を見てみます。
「hituji」が関数名で、それが関数であるということを「<- function(){}」で言っています。
「function」の後の括弧で引数を決めます。今回であれば、羊を何匹まで数えるかを指定するような値nを引数としています。
2行目はfor文で、「iが1~nまでの間繰り返す」という意味になります。
3行目で羊を数えます。「cat()」で文字列を表示するようにし、最後にある「\n」は改行の意味です。
ここまで触れてきましたが、Rは統計に強い言語なのでデータ処理の場面でよく使われるのでは無いかと思います。
Excelに馴染みのある方が多いかもしれませんが、それと似たような感じです。
Rでは何をどういう手順でやったのかがわかりやすいです。
今回触れたのは過去に触った経験があったからというだけで、使う予定は今のところありません。
なので、本ブログではあまり扱うことは無いかもしれません…。