プログラミングの備忘録

プログラムをつくる過程を残すもの

p5.jsをオフラインでも実行できるようにする

こんにちは。
今回の話題はタイトルの通りです。


初回でも書きましたが、p5.jsはweb上に専用のエディターがあって始めやすいです。
しかし、web上にあるのでネット環境が無いと使えません。
コードを書くこと自体はどこでもできますが、実行しなければ本当に動くかどうか確認できません。

ということで、p5.jsをネット環境無しのパソコンで動かす方法を書いておきます。


まずは、以下のサイトから「Single Files」のところにある「p5.js」または「p5.min.js」をダウンロードします。

p5js.org


そして、どこでも良いので「index.html」というファイルをつくり、同じところに「p5.js」または「p5.min.js」と、コードを書いておく「sketch.js」をつくって置きます。

「index.html」をメモ帳などテキストを編集できるソフトで開き、以下を入力します。

<script src="p5.js"></script>
<script src="sketch.js"></script>


新たな言語である「HTML」に触れることになるので詳しくは見ませんが、<script>で「p5.js」(または「p5.min.js」)と「sketch.js」を読み込んでいます。

<script>と</script>の間に直接コードを書いても大丈夫。


ちなみに、先に挙げたサイトの「Complete Library」の部分に「p5.js complete」といものがあります。
この中にも同様のHTMLファイルがあり、そこには、

<!DOCTYPE html>
<html lang="">

<head>
  <meta charset="utf-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>p5.js example</title>
  <style>
    body {
      padding: 0;
      margin: 0;
    }
  </style>
  <script src="../p5.js"></script>
  <!-- <script src="../addons/p5.sound.js"></script> -->
  <script src="sketch.js"></script>
</head>

<body>
  <main>
  </main>
</body>

</html>

と書かれています。

先程のコードは、これをどこまで削ったら動かなくなるかを試していった結果で、正しい書き方では無いと思いますし、発展させていく場合には使いにくいかもしれません。

HTMLは、これはこれで興味のある言語なので今後また触れることがあるかと思います。
そのときにはついでにこの中身も見ます。


「sketch.js」には、p5.jsのコードをいつものように書きます。


最後に「index.html」をダブルクリックすると、「sketch.js」に書いたコードがブラウザ上で実行されます。


参考